階段を犬に上り下りして欲しくない場合の便利アイテムは、
階段の前に取り付ける柵です。
簡単にポンッと置くだけのものから、トビラになっていて開閉できるものなど
いろいろなタイプがあります。
お金は多少掛りますが、
世の中お金を使えばけっこういろんなことが簡単に解決してしまいます(笑)
うちはお金を使わずしつけで何とかする!ということも可能です。
仔犬がまだ階段の上り下りができないようであれば、
柵を設置しなくても努力と根気で何とかなるかもしれません(笑)
やることは1つ。
「仔犬に階段を上らせない、階段を下りさせない」です!
1回でも上ること、下りることを許してしまったらこのしつけは終了です。
もう柵取りつけて下さい(笑)
我が家の例では・・・、
家は3階建ての戸建てで、自営業をしており1階は店舗、2階3階が生活スペースです。
外出する時は1階の店舗を通りぬけて外に出ます。
散歩に行くときは犬が勝手に1階に下りないように、
必ず階段の前で犬を抱きかかえて下ります。
散歩から帰ってきた時も、階段の前で犬を抱っこして上りました。
その生活を繰り返した結果、犬も1階へは行ってはいけないものだと
理解して自分から階段を下りようとはしませんでした。
(もしかしたら、1・2度は犬が階段を下りようとしたところを
厳しく叱ったこともあるかもしれません)
うちの犬の場合、2階から3階へ移動は許していたので、
3階にあるベランダへは勝手に上り下りして日向ぼっこを楽しんでいました。
そんな生活を何年か続けていたのですが、ある日のことです。
犬と遊びに外に行くため一緒に階段まで行ったのですが、
荷物で両手がふさがっていて犬を抱き上げることができません。
犬をそこで待たせて荷物を車に置いてから犬を迎えにいけばよかったのに、
まぁ1回ぐらい大丈夫だろうと思ったのがいけなかった・・・。
階段を下りることを許してしまったのです。
その後は、話の流れ通りの結果で、
ちゃっかり1階でくつろぐ犬の姿を目撃することになるのでした。
1回でもお許しが出たら犬も自分のいいように解釈して
当たり前のように店で寛ぐようになっていったのでした・・・。
何年かかけて続けてきたことも1回の妥協で無かったことになってしまいます。
この例のように、1回の妥協もしてはならない気持ちで、
人間側が徹底して階段を上り下りさせない努力をすれば、犬は理解してくれると思います。
それは、ソファや、玄関のちょっとした段差でも同じです。
断固たる決意でもって臨むことが成功の秘訣です(笑)
ちょっとでも面倒くさいと思った方は、とりあえずやってみて、
うまくいけばラッキーだし、ダメだったら柵取り着けちゃえばいいんです(笑)
とりあえずできることとして、
階段は仔犬を抱き上げて上り下りする。
仔犬が階段に近付いたら様子を見守り・・・、
仔犬が階段を上り(下り)そうにしていたら、
仔犬を呼んでオモチャで遊んで気を逸らしたり、
人が階段の前に立ちはだかって妨害する、キツイ口調で注意するなど
無理のない出来る範囲でやってみてください。
それでも仔犬の好奇心は強く、人の監視の目を潜り抜け何度も挑戦し、
人の努力を上回ってしまうことが(多々)あり、気づいたら仔犬が階段登ってた・・・。
なんてこともあります。
まぁその時はその時で・・・(笑)
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