仔犬の頃は、まず物でも人でも目の前にあるとなんでも咬みます。
人が触ろうとして軽くカプ
手にジャレついてカプカプ
痛くない程度の甘咬みだから許してしまっている飼い主さんも多いです。
私は痛くない程度の咬みさえ絶対に許しません。
その場で犬が、パッと止めるぐらいのボリュームの声で叱って止めさせます。
痛くない程度でも、人に咬むという行為そのものを禁止したいからです。
よくしつけ教室のお客さんに言われることがあります。
「散歩仲間の犬を飼っている人(先輩?)に、
『甘咬みは仔犬のうちだけで大人になったらしなくなるよ、悩まなくても大丈夫だよ』
と言われたけど・・・」と。
確かに成犬になるにつれてむやみやたらと咬むことは減ってきます。
そのお宅のわんちゃんは結果よかっただけで、
うちの子が同じようにうまくいくかは分かりません。
成犬になったら甘咬みしなくなるのを期待して咬ませたままにしておくと
もしかしたら大変なことになるかもしれないです。
甘咬みだからと、咬む行動を許しているとだんだんエスカレートして
甘噛みから本気咬みをするようになるかもしれません。
ワガママになり、自分(犬)の嫌だと思うことをされるときは、飼い主の指示に従わないどころか反発するようになるかもしれません。
お手入れなども暴れたり、唸るからできない・・・、
犬が口に入れて欲しくないもの(靴下、テッシュなど)をくわえている時に、無理矢理取り上げることも本気で咬まれるからできない・・・。
なんて子に育ってしまう可能性もあります。
だからこそ、仔犬の素直なうちにしっかりとしつけで甘咬みをさせないようにすることが大切です。
何回も叱っていくうちに仔犬も学習して
落ち着いている間は咬まないで我慢できるようになります。
興奮してくるとカプっとしてしまうのはまだまだ仔犬だから仕方ないですが、
そこで叱ると止めるようであればちゃんと人に咬んではいけないんだと理解はしています。
あとは繰り返し根気よく叱ってあげることで、興奮しても咬まない犬になっていきます。
ただ、ホントにこれでいいのかな?と悩んだり、
ぜんぜん改善しないけどきちんと叱れているのだろうか?
など、しつけは悩むことが多いです。
悩むよりもプロに聞いたら一瞬で解決します(たぶん)
これでいいんだ!と自信をもってしつけてもらうことが一番の近道です。
しつけに悩んでいても、悩んでいなくてもしつけ教室にぜひ来てくださいね!!
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