3.散歩のトレーニングは「オスワリ」から

オスワリはトレーニングの起点(スタート地点)です。

すべてオスワリから始まります。

ということで、まずオスワリの練習をしましょう。



トレーニングするときに気を付けて欲しいことが、

① トレーニングは5~15分と時間を決めて行います。

もしくは、トレーニングで使用するオヤツの量を決めておいて、この量を使い切ったら終了します。

② 家の中でもトレーニングするときは、なるべくリードを付けて行います。


理由として、

集中してトレーニングするためと、外の環境では必ずリードを付けて歩くので、実践に近い環境を作るためです。

オスワリの練習をするときに、

オヤツで釣れるワンコさんはオヤツを使うと覚えが早いです。

オヤツでは釣れないワンコさんは、

咬まれる心配がなければ手で犬のお尻あたりを押して強制的にオスワリさせます。


トレーニングは、何度も同じことを繰り返し練習することで身に付きます。

オスワリを練習する場合も、何度も何度も繰り返し練習して下さい。



オヤツを使う場合は、

① オヤツを見せて「オスワリ」の指示を出します。

② 犬が座ったら、(「ヨシ」の解除の指示を出して)褒めてオヤツを与えます。

③ ①~②を繰り返します。



オヤツなしの場合は、

① 「オスワリ」と指示を出しながら犬のお尻あたりを押して強制的に座らせます。

② 「ヨシ」の解除の指示と同時に、軽く押さえていた手を放します。

③ 褒めて愛撫します。

④ ①~③を繰り返します。



何度も練習していると、号令への反応が早くなり、確実性が身についてきたら次のステップです。

「オスワリ」→(「ヨシ」解除)→ 褒める → 繰り返す

に「マテ」をプラスします。


「オスワリ」→「マテ」→「ヨシ」解除 → 褒める → 繰り返す


とこのように、まずはオスワリだけ練習し、慣れてきて号令に対しての確実性が身についた頃合いでマテを追加します。

また同じようにオスワリ→ マテを繰り返し練習して、確実性が出てきたら次のステップに進みます。



トレーニングのコツは、先に先に進めるのではなく、確実性が身に着くまでは同じことを繰り返し先に進まないことです。

コツコツと積み上げて確実性を高めていきましょう。



楽助

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