「うちの仔、手入れなどの嫌なことは咬まないし、咬むにしても遊びの時やかまって欲しくて軽く咬むぐらいだからすごく問題でもないし・・・。成犬になったら落ち着くかなぁ?」
と思ってしつけ教室に行こうか止めておこうか迷っている方。
少しでも迷ったらしつけ教室に行くことをお勧めします。
ちまたでよく言われている「成犬になったら落ち着く」についてですが、こちらを参考に
↓
確かに落ち着くこともありますが、それはちゃんと飼主が噛み癖を止めさせる努力をした結果だからです。何も対処しなければ、噛み癖は続きますし、もっと悪いことは噛み癖がもっと悪くなることもあるのです。
1歳というのは、犬が成犬になる年です。大人になるとプライドや自我が強くなります。
素直で無邪気な子供のうちに、人に咬むことは絶対良くないことだからやっちゃダメだよと懇々と諭し続けましょう。
そのためには、出来ることは何でもやって咬み癖を無くしていきましょう。
咬み癖対策の代表アイテムとしては、ビターアップルなどの咬み防止スプレーです。
スプレーが効果的であれば、どんどん多用しましょう。家族一人一本常に持ち歩くぐらいで丁度いいかもです。←マジな話、それぐらい多用していいと思います(笑)
大きな音が苦手、何か苦手な物があるならそれも咬み防止スプレーと同じように常に持ち歩いて犬が咬みに来たらそれで脅かして咬ませないように防御するのも手です。
かまって欲しくて咬んでくるなら、かまわないのが一番の対策です。
サークルに犬を戻せるなら、
咬んだらサークルに戻す→ ほとぼり冷めたらサークルから出す→ 咬んだらまたサークルに戻す→ ほとぼり冷めたらサークルから出す。 根気よく続けて下さい。
犬を独りにしてもイタズラ噛みなどの心配がなければ、飼主が部屋から出ていくというのもアリです。
咬んだら、犬に伝わるように不快感を思いっきり出しながら部屋を去る→ 5~10分ぐらいしたら部屋に戻る→ 咬んだら、犬に伝わるように不快感を思いっきり出しながら部屋を去る→ 繰り返すのが面倒くさいならもう部屋にしばらく戻らないのもアリです。
叱れば咬むのを止めるなら、どんどん叱りまくりましょう。
かまって欲しくて甘えに来てくれているのに叱るのは・・・と思わなくて大丈夫です。
犬は叱りまくったところで、いじけたりしません。超ポジティブ思考です。
咬んだら叱るを徹底して繰り返して下さい。
それでもかまって欲しい気持ちは無くなりません。咬むと叱られるなら別の方法なら叱られないだろうと違うアプローチを仕掛けてきます。
そのアプローチ(鼻でツンツンする、舐める、座って待つなど)が人間側にとって好都合な行動なら褒めてその行動を伸ばしてあげて下さい。
逆に人間側にとって都合の悪いアプローチ(吠える、前足で引っ掻く、飛びつくなど)の場合はこれも無視するか叱るかして受け入れないように仕向けて下さい。
などなど、他にもまだ対策がありますので詳しくはしつけ教室で。
咬み癖と言われるように、咬むことを無くしていかないと癖になります。
癖になると日常生活でいろいろ支障をきたします。
1歳までになるべく無くしていきましょう。
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