犬、猫、人、みんなマダニに気を付けて

4月、蚊の訪れにすでにげんなりしているところへ、ダニの訪問に仰天して始まる5月となりました。

前日に生物多様性(昆虫ウジャウジャ)の草むらに腰を下ろしていたのでお持ち帰りしてしまったようです。ノソノソ歩行中のダニを発見し捕獲したので、たぶん噛まれてはいないでしょう。(ほっ)

そして、ダニと言えば気になるニュースが舞い込んできました。

4月の時点ですでに5匹の猫にSFTS(重症熱性血小板減少症候群)というマダニが媒介するウイルス性の感染症が確認されたことです。(宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター調べ)


SFTSは人獣共通感染症なので、人もマダニから感染しますし感染したペットから感染する場合もあります。症状は発熱や下痢などで重症化すると死にいたることもあります。


今年初めての感染者が4月に確認されています。

浜松の農作業をしていた高齢の男性です。その後も大分の70代の男性も感染が確認されています。これから農作業やレジャーの季節なのでもっと感染者が増えるでしょう。

ちなみに、2013年に国内で初めて確認されてから感染者は増加しており、21年には110人、22年には118人となっています。(国立感染症研究所より)


もしマダニに噛まれたら、専用の道具で取るか、医療機関で取ってもらって下さい。
無理にはがすと食い込んだマダニのアゴが皮膚に残り、化膿や炎症を起こすことがあります。


すべてのダニが病原体を保有しているわけではないので、ダニに噛まれても大丈夫な場合がほとんどだと思いますが、もし数日後に具合が悪くなったときは様子を見ず、感染症などを疑って念のため病院で診察してもらうのがいいと思います。

楽助

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