犬のテンション次第でトレーニングが上手くいくか失敗するかが決まります。
犬のテンションはある程度コントロールできます。
声のトーンや、リアクション、顔つき、リードのコントロール、
どういった行動を選択するかです。
犬のテンションを上げたければ、
高めの声で、大きく、楽しい口調で話しかけます。
リアクションも大げさなぐらいで、褒めるタッチも激しくスキンシップ多めにします。
顔つきはうれしそうにニコニコしていてください。
リードは必要なところ以外はあまり引かないように気をつけます。
トレーニングの前にテンションを上げたければ、疲れない程度に走ったり、
ボール投げなどして楽しませてあげます。
犬のテンションを下げたい場合は、
声は低めで、小さく、落ち着きのあるゆっくりとした口調で話しかけます。
リアクションも小さく、褒めるタッチは優しくゆっくりで、スキンシップは少しだけです。
顔つきは無表情に近い感じです。ムスっと怒っているのとは違います。
リードのコントロールを多めに、すこし厳しいぐらいでコントロールします。
トレーニングの前に排泄を済ませる程度のゆっくりした散歩を少しして気持ちを落ち着かせます。
例えば、テンションが高めの犬の場合に、たくさん褒めてしまうと
さらにテンションが上がってしまい、始終落ち着かないトレーニングになってしまうので、
テンションを下げるような接し方をします。
逆に、犬が号令に失敗してしまって自信を無くしかけている時は、
テンションを上げるために大げさなぐらい褒めてあげます。
犬の性格や、その時の状況に合わせた対応をすることがトレーニングを上手く進めるコツです。
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