引っ越し等で住む環境が変わるときに気を付けてほしいこと

環境が変わって飼い主さんがやりがちなこと、

それは、犬をいつも以上にかまってしまうことです。


新しい環境でストレスを感じるのは仕方のないことです。

そこでついつい飼い主さんが犬を気遣いすぎて接してしまうのは、しつけの観点からするとしつけを崩してしまうことに繋がります。


例えば、寂しそうに鳴くので、それに応えていたら要求吠えが多くなった、などです。



しつけは最初が肝心です!

環境が変わった時に気を付けなければならないことは、

「犬をいつも以上に気にかける必要はあるが、犬をいつもと同じように接すること」です。


環境が変わるので体調や犬の行動の変化などはいつも以上に気にかけて下さい。しかし犬との接し方はいつもどおり、いや、いつもよりスキンシップ少なめを意識するといいと思います。犬の様子をみつつほったらかす感じです。


例えば、犬が不安がって鳴いていても、特に(声を掛けたり触ったりして)かまう必要はありません。しかし同じ部屋にはいてあげて下さい。

もし、夜寝るときにいつも鳴かないのに寂しそうに鳴いたり、落ち着かずにソワソワしているようでしたら、30分ぐらいは放置して様子をみます。

それで犬があきらめて独りで寝たらそのまま放置でいいですし、もし収まらないようでしたら、犬が環境に慣れるまでは、同じ部屋で飼い主さんも寝るといいかもしれません。

ただし、一緒のベッドでは寝ないようにしてください。これも同じ部屋にはいるけど、寝る場所は別々と距離を取ることが大切です。


完全に放置はしないけど距離をとることで、犬が飼い主に頼りっきりにせず、自分で何とかする気持ちを強めてあげてください。



そして、もう一つ環境が変わった時に気を付けなければならないことがあります。

それは、

「しつけもやり直すぐらいの気持ちで取り組む」です。


トイレのしつけについては、環境に慣れるまではしばらくトイレの失敗を覚悟してください。場所が変わるし、匂いも無くなっているので犬もとまどって失敗してしまうかもしれません。だから犬を家に迎い入れた頃の、トイレ(の場所)を丁寧に教えていた頃まで戻って同じようの教える(もしくは見守ってサポートする)ことがしつけをスムーズに進めるコツです。

今までちゃんと出来ていたから環境が変わっても出来ると思って接してしまうと、失敗につぐ失敗で、トイレを失敗せず出来るようになるのに数か月掛かってしまった、なんてことになってしまうかもしれません。



まとめとして、

・犬をいつも以上に気にかける必要はあるが、犬をいつもと同じように接すること

・しつけもやり直すぐらいの気持ちで取り組む

この2点を意識して取り組んでみてください。

引っ越し等の作業で忙しいと思いますので、犬のことはほぼ放置で大丈夫です。ただし抑えるポイントだけ抑えて日常生活を送りましょう。




環境が変わるということは、しつけが崩れることもありますが、

しつけを入れ直す、もしくは新しくやり直すチャンスでもあります。

もし、引っ越しの予定がありそして今、しつけでお困りなことがある場合はやり直すチャンスです。

その場合は、いいスタートをするためには事前の準備が大切になります。

事前の準備は、プロにおまかせ!悩みを抱えているより、トレーナーに相談した方が早く解決できます。困ったらとりあえずしつけ教室など、プロに頼ることをお勧めします。

楽助

犬との暮らしを楽しくお助け、 「楽助」です!! しつけ教室を出張でやってます!愛犬との暮らしを楽しくサポートさせてください!

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