「愛犬と一緒の布団で寝るのはよくないと聞いたのだけど・・・」
とお客さんに時々質問されるのですが、
私の回答は、
「一緒に寝るは問題ないですが、その時の飼い主と犬との関係性と、しつけをどう進めたいかによる」です。
愛犬を飼う楽しみの一つは(人にもよりますが)、愛犬と一緒の布団で寝ることです。
一緒に寝ること自体は問題ではありません。
今愛犬との間で特に困ったことが無ければ、一緒に寝るのは問題ないです。
一緒に寝るとどうしていけないのかというと、
犬と飼い主の関係性がなあなあ(馴れ合い)になってしまい、そこからしつけが崩れる可能性があるからです。
こちら(人間側)はそう思わなくても、相手(犬側)がどう受け取るかは相手次第です。
一緒に寝ない方がいい場合としては、
・しつけが上手くいかず犬との関係性を再構築しようとしている段階
・飼主への依存が強く困っている
などです。
しつけ教室に来るお客さんは、しつけに困ってくる方ばかりで、
お話しを聞くと、愛犬と一緒に寝ている方もいます。
この話をすると、「一緒に寝ないのだけは勘弁して」と悲痛な面持ちになります。
これはしつけをスムーズに進めるためのアプローチの一つであり、
やれるならやった方がさらにプラスに働くのでやった方がいいけど、やらなくても他のアプローチもあるので、絶対愛犬と一緒に寝てはいけないというものではないので、
(※アルファシンドロームなどかなりの問題が出ている場合は、当てはまりません。)
別のアプローチから入りましょうと、別の提案をしています。
結びとして、
「愛犬と一緒に寝ない方がいい」というのは、その時の飼い主と犬との関係性と、しつけをどう進めたいかによるので、状況を聞いてみないと何とも言えないかなというところです。
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