「トイレトレーニング」、「人への甘咬みを止めさせる」で共通して言えることなのですが、
皆さん6~8割ぐらい改善してくると安心してしまうことです。
だいぶ出来るようになってきたからと気が緩み、しつけへの気配りが減ってしまいがちです。
犬はホントに賢いので、ちゃんと人の行動をしっかり見ています。
そして人を試しています。
トイレトレーニングの監視の目が緩んでいることも見抜きます。
試しに甘咬みして、毎回叱られていたのが時々叱られず放置されることがあると解れば甘咬みしてもいいよね?と自分(犬)のいいように解釈します。
気づいた頃にはまたトイレの失敗が増えたり、甘咬みがまた増えてきたりします。
だから、しつけを早く確実に終わらせるコツは、
しつけが100%完璧だと思えるまでは、絶対気を緩めない、
上手くいっているときこそ気を引き締めて、
最後まで畳み掛けることが大切です。
例えるなら「勝って兜の緒を締めよ」ですね。
どちらかと言うと、徒然草の「高名の木登り」の方が近いかもです。
しつけが順調に進むときこそ、安心せずさらに気を引き締めて取り組んでくださいね。
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