犬は本当に賢いです。賢いのでイタズラに対して簡易な防御対策は簡単に破ってきます。
例えば、サークルの扉を前肢や鼻を使って器用に開けてしまうという話をよく聞きます。
他にも、ドア・引き戸を開ける。引き出しを開ける。ゴミ箱のフタを開けるなどです。
そして1回攻略するとその方法を覚えてしまい、同じ防御では時間を掛けずに突破されてしまいます。
次はさらに防御を厚くして対応するも、これも犬のしつこい粘りと努力と根性で突破され、その次はもっと工夫して防御するが突破されてと、いたちごっこです。
イタズラの対抗策としては、
対応策の更新(アップデート)を続けるか、あきらめるか(笑)です。
あきらめると言っても、いい意味でです。
あきらめて今使っているサークルとは開け方の異なる新しいサークルを買うとか、
お金をかけずに工夫できればそれがいいのですが、工夫に限界が来た時はお金をかけるのも手です。結構イタズラ対策グッズは探せばいろいろあるんです。
最強の手は部屋をリフォームしちゃうことですかね(笑)
お金を使わずに済む方法もあります。それは、面倒や不便を受け入れることです。
サークルの扉開け問題は、追加で鍵を取りつけたらひとまず解決です。ドアの開閉が秒で行えないのは不便ですけどね。
引き出しに赤ちゃん用のドアロックを取り付けるとか、それも突破されるなら金属製の鍵つけちゃって下さい(笑)
漁られてこまる物は犬が入ってこられない別の部屋に移すとか、犬が頑張っても届かない高い棚に置くことで解決です。手の届くところに物が無いのが不便ですが。
我が家も犬のイタズラに格闘した思い出があります。
テッシュペーパー、洗濯物、靴、カバン、ボールペン、リップクリーム、洗濯バサミ等々落ちている物、ローテーブルに置いてあるものはことごとく破壊されました。
ゴミ箱チェック&漁りは毎日の日課になっていたので、犬の成長とともにゴミ箱も高いものに代わり、最終的にはフタつきになりました。
ゴミ箱のフタは小型犬だったので、2本足で立ってギリギリ鼻がフタに届くか届かないぐらいの大きいサイズになったことでゴミ箱問題は落ち着きました。(念のためフタに重しをしてたかも)
人がいない時に食卓テーブルにイスを使って乗るので、留守番をさせる時はテーブルの物は片付けさらにイスがしっかり納まっているかなどチェックをしてから外出していました。
あの頃は家族も多く同居していたので留守をさせる時間が少なかったことと、よく連れ回して運動も充分足りていたのもあってか、幸運にも部屋を壊されるほど(壁紙剝がされる、柱齧られるなど)のイタズラ被害はありませんでした。(小さい破壊は数えきれないぐらいありましたが)
犬のイタズラは、犬がこうきたらこうするの攻防の繰り返しです。
犬の賢さに次なる対抗策の更新、アップデートは必要不可欠です。
その時は本気で怒れちゃいますが、イタズラ対策をその時にしっかり向き合って対応することと、年月の経過が合わさってくるといつか過去のこととして振り返った時にいい思い出になっていることでしょう。
犬のしつけに失敗はつきものです。失敗から学んで次に繋げて下さい。
0コメント