マテを応用して、宝探しゲームやかくれんぼをしてみよう

「マテ」が出来るようになったら、愛犬との遊びの幅が増えます。私も昔愛犬に遊んでもらいました。

小さい子供さんがいる家庭でも楽しめると思います。その場合は、最初は子供さん抜きである程度犬にルールを教えておくことをお勧めします。

(↑この写真の中に本物の犬が1頭います。正解は一番下に)



宝探しゲーム

オモチャやオヤツを隠して探させます。最初はルールを教えるためものすごく簡単に。ルールを理解してきたら少しづつ難易度を上げていきます。

①犬にマテをさせ、犬の1m先ぐらいにオヤツを置きます。

②ヨシなどの解除の号令を出してオヤツを食べさせます。

③犬にマテをさせ、障害物(ゴミ箱、イス、かごなど)の後ろにオヤツを置いたことを見せます。

④解除の号令を出してオヤツを食べさせます。

⑤③と④を数回繰り返します。その時に、解除の号令プラス「探せ」などの号令を出します。

⑥慣れてきたら探させる距離を延ばしたり、障害物を変えたり、場所を変えます。

この時、マテがしっかり出来ていることが理想ですが、距離が延びるとマテの失敗率が増えることもあります。そんな時は、リードが大活躍します。

2人で行う場合は、一人がその場でリードを持って犬をとどめておき、もう一人がオヤツを隠す役割分担で行います。

1人の場合は、柱など犬が引っ張っても動かない物にリードを括りつけ、探せの号令でリードを離すようにすれば練習が続けられます。

⑦⑥でスムーズに探しているようなら、「探せ」の号令は理解したということで、さらにレベルアップしていきます。例えば、別の部屋に隠したり、本気で隠してみたりです。

犬が鼻を使って集中して探しているようなら少し時間が掛かっても探し当てるでしょうから見守って下さい。迷っているようでしたら最初のうちは助け船を出したり、もう少しレベルを簡単にして仕切り直しして下さい。

大切な要点は、犬に楽しいと思ってもらうことが大切ですので、かならず成功して終わることです。そして犬のやる気(集中)がぼやけてきたらダラダラ続けずスパッと終了します。

失敗が続くと犬の探したい欲求が少なくなり、ゲームが成り立たなくなります。



かくれんぼ

宝探しのオモチャやオヤツのご褒美が人になったバージョンですので、教え方は一緒です。

①犬にマテをさせ、1メートルぐらい離れてオイデの号令を出し、来たら(オヤツを与えて)褒めます。

②犬にマテをさせ、1メートル先の隠れるもの(ソファや壁など人が隠れられるサイズのもの)に隠れますが、体は半分出して犬と向き合います。

そこからオイデの号令を出し、来たら褒めます。

何回か繰り返します。その時に「探せ」とか、「○○ちゃんは?」など探させる号令も何度も出して覚えさせていきます。

③隠れるものから半分出していた体を完全に隠して、さらに繰り返します。

④距離を延ばしたり、場所を変えたりしてレベルアップしていきます。

要点は、犬が楽しいと思えるように、失敗をさせないように難易度に気を付けながら進めて下さい。


犬が楽しそうにしていると、こちらまで楽しくなってきます。
そして犬も飼主が楽しそうにしているのは嬉しいです。
楽しく遊んでついでに号令の練習もできるのでお勧めな遊びですが、これも得意不得意ありますので、人・物に執着のない犬の場合、やってみたけど食いつき悪いようでしたら別の遊びを探しましょう。何がいいかな・・・。一番確実なのは散歩かな・・。犬外好きだし。でも散歩嫌いな犬の場合はどうしよう、マッサージとか?

(↑かくれんぼ写真の答え。何をされても起きないねぇ~(笑))

楽助

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