「年寄りは蚊に刺されても痒くない」なんて言われますが、蚊に何度も刺されてきた人(主に高齢者)は免疫ができて痒くならない(痒くなるけどすぐ痒みが治まる)人がいるということのようです。私、そのステージに来てしまったようでヤッターと思う反面若干複雑な心もちです・・・。
そんな私の虫刺されがなかなか引かない事態が発生しました。虫刺され痕を比較してみると、どうやらダニのようです。この年まで虫刺され痕を何でも蚊のせいにしてきたので、雑すぎだろっと自分にツッコミを入れてしまいました(笑)。
ダニ
刺される部位→脇、股間、耳の後ろなどの柔らかい部位、露出部全般
見た目→小さな赤い斑点(複数)
痒みの出方→数時間後~数日後。(非常に)痒い。(痒みが無く気づかない場合もある)
痒みの期間→1~2週間
蚊
刺される部位→露出部全般
見た目→1か所が腫れる
痒みの出方→刺された直後~数時間後
痒みの期間→数日
ノミ
刺される部位→(屋外)膝から下、足首に集中。(屋内)露出部全般
見た目→赤い点状の発疹が数個~数十個
痒みの出方→1~2日後。非常に痒い
痒みの期間→数日~1か月
どうやら私の虫刺されはツメダニかイエダニのようです。
ツメダニの特徴としては、梅雨時、秋口に増殖します。めちゃくちゃ時期でした。
普段は他のダニ(チリダニ、コナダニ)やチャタテムシ等を捕食します。エサとなる虫が梅雨時期に増え、ツメダニもそれに合わせて増殖。普段は吸血しないのに稀に間違って人を刺し体液を吸うそうです。間違えてって・・・ヤメテ(涙)。
イエダニはネズミや鳥に寄生する吸血性のダニで天井裏や暗い場所に潜んでいます。5月頃から発生し、6~9月が最盛期で、人への被害もこの時期に集中します。
ダニは温度20~30℃、湿度60~80%の高温多湿を好みます。すぐできるダニ対策としては繁殖を抑えるために湿度を下げることだそうです。
外にいるダニ(マダニ)も怖いけど、家の中もダニに悩まされるとは・・・。
小さいけれど侮れない存在です。小さいといえば、どれくらい小さいかというと、
屋外(主に草むら)に生息するマダニが約3~10mmなのに対して、
家の中にいるダニは0.5mmぐらいで見えるか・・・見えないですね。
チリダニ(ヒョウダニ)
約0.3mm。大発生した際ダニの体や死骸、糞がアレルギーの原因となる。生息場所は布団、ソファなど
コナダニ
約0.5mm 食品(砂糖、小麦粉、煮干、チーズなど)、畳に生息
ツメダニ
約0.3~1mm チリダニやコナダニが増える環境で発生、人を刺すことがある。カーペット、畳に生息
イエダニ
約0.3mm ネズミに寄生してネズミと一緒に家へ。6~9月に人への吸血被害が増える傾向にある
コナダニの生息場所を見て、おや?っと思ったのですが、このダニ、食品に潜んでいるんですね。ちょっと鳥肌たちそうになりました。被害はあるのか調べてみたら、「パンケーキ症候群」が出てきました。梅雨時から夏場にかけて大発生したコナダニが生息していた粉製品などを食べたことで起るアレルギー反応で、口腔内の痒み、全身に湿疹が出るなど軽度のものから、呼吸困難などのアナフィラキシーショック状態になる場合もあります。
梅雨時から夏場にかけて使いかけの食品を簡易に保存していて、小麦等のアレルギーがないのにアレルギー症状が出た場合は「パンケーキ症候群(正式名称は経口ダニアナフィラキシー)」の可能性もあるかもしれませんね。
ちなみに、パンケーキを食べたことでアナフィラキシー症状が海外で相次いだことからその名が広まったそうです。日本ではお好み焼き粉やたこ焼き粉での報告が多いそうです。
対策は保管場所を冷蔵庫か冷凍庫にする。乾燥剤入り密閉容器に入れることです。
ダニの見つけ方は、黒い紙に広げてみて動いているようなものがいないか確認します。加熱しても死骸やフンは残るので、もしダニがいる可能性がある場合はもったいないですが廃棄ですね。
マダニのSFTSも怖いですが、コナダニの経口ダニアナフィラキシーも命にかかわります。危険って家の外だけじゃないんだと一つ知識が増えました。ダニ侮りがたし。
ダニでこの脅威ですから、調べたらもっといろいろな脅威が出てきそうです。今ある平和(安全)に感謝しつつもっと賢くなろうと思うのでした。(今さらですが(笑))
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