ホールドスチールを活用しましょう

ホールドスチールはトレーニングの一つですが、応用して使うと便利です。
前回は、ホールドスチールからオスワリ。オスワリ+マテとレベルアップする工程でした。
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お家でみっちり積み重ねたら、次は外で練習しましょう。といってもいきなりはハードルが高いので、お散歩のついでにトレーニングしちゃいましょう。

①「散歩中にどこか一か所必ずオスワリをさせる」という決め事を作ります。
散歩の前半は嬉しくて元気が有り余っていそうなので、散歩の中間の落ち着いた頃辺りのルートに人、車通りの少ない場所があればそこを毎回オスワリポイントと設定します。

散歩ルートに人気の少ない公園があれば、そこのベンチで練習するのもお勧めです。


②その場所に来たら必ずオスワリをさせます

最初のうちは、リードを引いて手でお尻を押して強制的に座らせます。
意固地に座らない場合はホールドスチールでオスワリさせます。(家でやる時のように膝を床につけてホールドスチールを行うのは外だと汚れてしまうので、ホールドスチールを簡略化して行います。すなわちウンチングポーズです。ホールドスチールをする時の要領で犬を抱え込んでしゃがみます。ホールドスチールを散々やっていれば、犬を後ろから抱えて軽く体重をかけるだけでオスワリしてくれることでしょう)※上手くいかない場合はトレーナーにアドバイスを求めて下さい。


③散歩の度にオスワリポイントでオスワリすることを繰り返すことで、犬がここは座るところと学習して強制的に座らせなくてもスムーズにオスワリするようになります。


④オスワリがスムーズに出来るようになったら、オスワリポイントを2か所に増やします。


⑤2か所めのオスワリポイントもスムーズに出来るようになったら3か所、4か所と増やし、最終的には場所ではなくランダムに飼主の気まぐれでオスワリの指示を出します。


⑥外でオスワリがスムーズに出来るようになったら、難易度を上げていきましょう。

例えば、人気のない公園のベンチでオスワリ+マテ数分できるようになったら、次は時々人通りのある公園で連絡します。それも出来るようになったら子供たちが遊んでいる公園で練習します。

他にも家に着いたら玄関のドアを開ける前にオスワリさせるようにする。それが出来るようになったら散歩に出掛ける時も玄関でオスワリさせるなどです。


出来るようになったらちょっとレベルアップしつつ繰り返し練習を積み重ねることで、外でもスムーズに指示が聞けるようになるのでしょう。





楽助

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